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ついに最終回、トリンシック観光案内の最後は、騎士や兵士に関する施設がまとまった北地区を巡ります。
まずは北区の隅に位置する武器専門店「オナーブル・アームズ」
トリンシックが崇める名誉の徳を看板に頂き、「名誉ある武器店」と堂々と名乗るこの店。
店構えで最初に目に付くのは、トリンシックでもここにしかないベランダ!
傍に立つオークの木と素晴らしい調和を生み出していますね。
騎士の街トリンシックの武器すべてを取り扱うわりに、かなり小規模な店内。
しかもこの店内、鍛治施設が一切ありません。
つまり単なる販売店です。
トリンシックは何より兵士の育成に力を入れているため、必要なのは高価な一生物の武器よりも、まず訓練用の消耗品。
一人前になってようやく、ミノックやジェロームへ自分の気に入る武器を買いに行くのがトリンシック兵士の夢なのです。
カウンターの裏には、訓練人形も。
鍛治師ではないとはいえ、店主は一流の武器アドバイザー。
ここで兵士の身のこなしや適正を見て、その人に最も合った武器を選び出してくれるのが、この店ならではのサービスです。
城壁に登る階段。
トリンシックにはこうして、市内にまで城壁が伸びています。
本来はものものしい史跡も、砂壁のアーチの美しさが加われば街のアクセントに。
これらの城壁は街の警備の他、市民の近道にちょいちょい使われているようです。
トリンシックの戦士ギルド「ブラザーフード・オブ・トリンシック」
ストイックなまでに訓練人形しかありません。
トリンシック市はこの戦士ギルドと契約し、命中+5の恩恵を受けています。
入り口にうやうやしく展示されたハルバードは、きっと何か由来のあるものなのでしょう。
戦士ギルドから先は、トリンシックの新兵訓練施設が密集しています。
兵士が寝る為のバラックが3棟、公共の食堂が1棟。
食堂のアプローチがやっぱり素敵です。
バラックその1。
長らく閉鎖状態だったこの施設にも、僅かですが人が戻って来ています。
バラックその2。
バラックその3。
かつては上官のしごきに耐え兼ね、毎晩訓練生の涙で湿っていたこのベッドたち。
ここがいずれ再び埋まる日を夢見て、市長は今日も金策に走るのです。
新兵獲得の為には、今流行の萌えポスター作成を視野に入れることもやぶさかではありません。
こちらは食堂。
兵士のモチベーションを保つため、料理には手を抜きません。
ワインまで出て来る豪華さですが、酔って騒ぐのは懲罰対象。
田舎からやってきた騎士志望者たちも、ここでテーブルマナーを学んで騎士らしい品格を身につけていきます。
食堂の裏には放牧場が。
騎士たるもの、馬に乗れなくては話になりません。
最前線を退いた軍馬たちは新兵の騎乗訓練に付き合った後、時期を見て食堂のテーブルに乗るのです……。
野外に広く作られた訓練場。
今は大分寂れていますが、それでも多くの人が鍛錬に訪れています。
今日も冒険者に憧れる甘ったれ貴族どもがチャラチャラと遊びに来ていたので、本職の剣の振り方というものをレクチャーしてやりました。
次はいよいよトリンシックの総本山、パラディン島の紹介です。
他の区域とは2本の川で隔てられ、島全体が聖騎士専用の施設となっているこの島。
いずれここに来ることこそ、兵士に志願する若者たちすべての憧れです。
島の中央、十字を象った広場の中央には、清い水を湛えたパティオがあります。
トリンシック・トレーニング・ホール。
訓練所という名前ではあるものの、訓練施設っぽい場所はバルコニーしかありません。
要するにパラディンたちの詰め所です。
1F奥には会議テーブル。
トリンシック市民会議は、いつもここで行われています。
2Fはベッドルームと歓談場。
ここにベッドが足りないほど大量のパラディンたちがひしめいていたのも、今は昔。
かつてブリタニア全土を揺るがしたカスカ事件。
貴族の悪辣なる策略によってじわじわと数を減らしつつあったパラディンたちは、事件の際導師クレイニンを守るため、現存する全軍をもってフェルッカのトリンシックへ向かいました。
しかしシャドー・ロードの信望者、魔女メリッサ、そしてついにはクリムゾンドラゴンとの戦いの果てに、生き残ったパラディンは一人もいなかったのです。
最後の独りまで、誇り高く戦いきって……。
その後、新たなる聖騎士団を作る計画はすべて頓挫。
トリンシックは長く苦しい、貴族支配の暗黒時代へ転落していくことになりました。
そんな廃墟同然だったこの建物に唯一留まった男。
すべての武芸に通じ、トリンシック有数の猛者と知られたケイン教官です。
過去の栄光に囚われるあまり、長らく見えない新兵や見えない訓練生と戯れる病を患っておられましたが、最近は少しづつ症状が緩和してきているとのこと。
教官のためにも、一日も早くこの島にパラディンたちを呼び戻すことが、市長の何よりの望みです。
3F、偉い人の為の部屋。
ここで騎士団員の面接や進路相談などをしていたのでしょう。
市長もすごく気に入っている部屋です。
聖騎士の歴史と偉業が詰まった、パラディンギルド本部「聖騎士図書館」
なぜかここだけ看板名がポップアップしないのは、当然のことながら貴族の陰謀です。
そればかりか街の契約ギルドにパラディンギルドが入っていないのも、もちろん貴族の陰謀です。
最盛期のパラディンギルドならば、速度+10・回避+20・命中+20・武器ダメージ+35の恩恵くらい余裕で与えられたというのに、悔しくて堪りません。
聖騎士図書館の横には、小さな公園も。
花壇や花で飾らず、あえて自然の美を愛でるのがトリンシック流ガーデニング術です。
パラディン島の最奥には神殿。
蘇生も寄付もできませんが、ここには数あまたの騎士たちの祈りと魂が込められているのです。
夜は蝋燭の明かりに照らされて、切なくも崇高な雰囲気となります。
~番外編~
トリンシック東衛兵詰め所の裏。
城壁に囲まれているため、船で来るかテレポを駆使しないとたどり着けないプライベート・ビーチ。
潮騒を聞きながら、とっておきのプロポーズやとっておきの闇取引におすすめのスポット。
トリンシックを潤す、2本の川の上流。
隠れ谷から流れ込む美しい滝。
横には原人がうじゃうじゃのペインテッド・ケイヴスの入り口が。
2本目の上流。
昔は隠れ谷の名のとおり、完全な隠し通路になっていたはずが……
いつの間にかフルオープンになっていた入り口。
もはや隠れ谷という名前が恥ずかしいレベルの全開ぶり。
この中の洞窟を通ると隠れ谷の内部へ入れます。
隠れ谷内部のメイジタワー。
メイジ・ハーブリスト・アルケミストが一人づつと、メイジギルドマスターが在住。
ここのダブルベッドは枕が変な感じになっている珍しいもの。
それ以外にもちょっとした遊び心があるので、暇な人は探索してみてもいいかもしれません。
以上、トリンシック観光案内でした!
「ぶっちゃけ読んでて疲れた」と不評なこのシリーズでしたが、書いたり画像用意したりした私が一番疲れたわいぃぃ!
まずは北区の隅に位置する武器専門店「オナーブル・アームズ」
トリンシックが崇める名誉の徳を看板に頂き、「名誉ある武器店」と堂々と名乗るこの店。
店構えで最初に目に付くのは、トリンシックでもここにしかないベランダ!
傍に立つオークの木と素晴らしい調和を生み出していますね。
騎士の街トリンシックの武器すべてを取り扱うわりに、かなり小規模な店内。
しかもこの店内、鍛治施設が一切ありません。
つまり単なる販売店です。
トリンシックは何より兵士の育成に力を入れているため、必要なのは高価な一生物の武器よりも、まず訓練用の消耗品。
一人前になってようやく、ミノックやジェロームへ自分の気に入る武器を買いに行くのがトリンシック兵士の夢なのです。
カウンターの裏には、訓練人形も。
鍛治師ではないとはいえ、店主は一流の武器アドバイザー。
ここで兵士の身のこなしや適正を見て、その人に最も合った武器を選び出してくれるのが、この店ならではのサービスです。
城壁に登る階段。
トリンシックにはこうして、市内にまで城壁が伸びています。
本来はものものしい史跡も、砂壁のアーチの美しさが加われば街のアクセントに。
これらの城壁は街の警備の他、市民の近道にちょいちょい使われているようです。
トリンシックの戦士ギルド「ブラザーフード・オブ・トリンシック」
ストイックなまでに訓練人形しかありません。
トリンシック市はこの戦士ギルドと契約し、命中+5の恩恵を受けています。
入り口にうやうやしく展示されたハルバードは、きっと何か由来のあるものなのでしょう。
戦士ギルドから先は、トリンシックの新兵訓練施設が密集しています。
兵士が寝る為のバラックが3棟、公共の食堂が1棟。
食堂のアプローチがやっぱり素敵です。
バラックその1。
長らく閉鎖状態だったこの施設にも、僅かですが人が戻って来ています。
バラックその2。
バラックその3。
かつては上官のしごきに耐え兼ね、毎晩訓練生の涙で湿っていたこのベッドたち。
ここがいずれ再び埋まる日を夢見て、市長は今日も金策に走るのです。
新兵獲得の為には、今流行の萌えポスター作成を視野に入れることもやぶさかではありません。
こちらは食堂。
兵士のモチベーションを保つため、料理には手を抜きません。
ワインまで出て来る豪華さですが、酔って騒ぐのは懲罰対象。
田舎からやってきた騎士志望者たちも、ここでテーブルマナーを学んで騎士らしい品格を身につけていきます。
食堂の裏には放牧場が。
騎士たるもの、馬に乗れなくては話になりません。
最前線を退いた軍馬たちは新兵の騎乗訓練に付き合った後、時期を見て食堂のテーブルに乗るのです……。
野外に広く作られた訓練場。
今は大分寂れていますが、それでも多くの人が鍛錬に訪れています。
今日も冒険者に憧れる甘ったれ貴族どもがチャラチャラと遊びに来ていたので、本職の剣の振り方というものをレクチャーしてやりました。
次はいよいよトリンシックの総本山、パラディン島の紹介です。
他の区域とは2本の川で隔てられ、島全体が聖騎士専用の施設となっているこの島。
いずれここに来ることこそ、兵士に志願する若者たちすべての憧れです。
島の中央、十字を象った広場の中央には、清い水を湛えたパティオがあります。
トリンシック・トレーニング・ホール。
訓練所という名前ではあるものの、訓練施設っぽい場所はバルコニーしかありません。
要するにパラディンたちの詰め所です。
1F奥には会議テーブル。
トリンシック市民会議は、いつもここで行われています。
2Fはベッドルームと歓談場。
ここにベッドが足りないほど大量のパラディンたちがひしめいていたのも、今は昔。
かつてブリタニア全土を揺るがしたカスカ事件。
貴族の悪辣なる策略によってじわじわと数を減らしつつあったパラディンたちは、事件の際導師クレイニンを守るため、現存する全軍をもってフェルッカのトリンシックへ向かいました。
しかしシャドー・ロードの信望者、魔女メリッサ、そしてついにはクリムゾンドラゴンとの戦いの果てに、生き残ったパラディンは一人もいなかったのです。
最後の独りまで、誇り高く戦いきって……。
その後、新たなる聖騎士団を作る計画はすべて頓挫。
トリンシックは長く苦しい、貴族支配の暗黒時代へ転落していくことになりました。
そんな廃墟同然だったこの建物に唯一留まった男。
すべての武芸に通じ、トリンシック有数の猛者と知られたケイン教官です。
過去の栄光に囚われるあまり、長らく見えない新兵や見えない訓練生と戯れる病を患っておられましたが、最近は少しづつ症状が緩和してきているとのこと。
教官のためにも、一日も早くこの島にパラディンたちを呼び戻すことが、市長の何よりの望みです。
3F、偉い人の為の部屋。
ここで騎士団員の面接や進路相談などをしていたのでしょう。
市長もすごく気に入っている部屋です。
聖騎士の歴史と偉業が詰まった、パラディンギルド本部「聖騎士図書館」
なぜかここだけ看板名がポップアップしないのは、当然のことながら貴族の陰謀です。
そればかりか街の契約ギルドにパラディンギルドが入っていないのも、もちろん貴族の陰謀です。
最盛期のパラディンギルドならば、速度+10・回避+20・命中+20・武器ダメージ+35の恩恵くらい余裕で与えられたというのに、悔しくて堪りません。
聖騎士図書館の横には、小さな公園も。
花壇や花で飾らず、あえて自然の美を愛でるのがトリンシック流ガーデニング術です。
パラディン島の最奥には神殿。
蘇生も寄付もできませんが、ここには数あまたの騎士たちの祈りと魂が込められているのです。
夜は蝋燭の明かりに照らされて、切なくも崇高な雰囲気となります。
~番外編~
トリンシック東衛兵詰め所の裏。
城壁に囲まれているため、船で来るかテレポを駆使しないとたどり着けないプライベート・ビーチ。
潮騒を聞きながら、とっておきのプロポーズやとっておきの闇取引におすすめのスポット。
トリンシックを潤す、2本の川の上流。
隠れ谷から流れ込む美しい滝。
横には原人がうじゃうじゃのペインテッド・ケイヴスの入り口が。
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昔は隠れ谷の名のとおり、完全な隠し通路になっていたはずが……
いつの間にかフルオープンになっていた入り口。
もはや隠れ谷という名前が恥ずかしいレベルの全開ぶり。
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2016年8月21日(日)夜10時
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訓練施設内会議場にて開催
イベント予定
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市政ストーン前集合
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